今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
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宿屋四郎兵衛
「辛口ワンポイント」
(2003.9.1〜2005.4.20)

No. 14
● 「春春永楽」
2月の商況は、百貨店等の大型店を中心に好調に推移し、いよいよ本格的な景気回復かと思わせるものがあった。ところがである。3月に入って一気に気温が低下し、消費回復の見通しも雲行きが怪しくなってきた。
日本の景気そのものは、輸出産業が絶好調、また製造業の設備投資も旺盛、株価回復もあって企業収益は軒並み大幅改善(リストラ効果が大)、少なくとも米大統領選挙の帰趨が決まるまで上げ一本、との予測が大半を占めている。しかし、不安材料は、中国の過熱経済と日本の盛り上がりを欠く消費需要の行方であろう。
それだけに3月の低温、どころか“冬への逆戻り”は、景気回復基調に水を注すことになったのではないか、と懸念せざるを得ない状況である。
しかし、ファッション商品の動きに大きな影響力を持つと思われる「旧暦」の教えから、この3月の天候をみてみると、
本年は、閏年に当り、しかも「閏2月」が入る年であった。即ち、平成16年は、384日あり、「1月・2月・閏2月・3月・4月・・」と続くわけで、「新暦」での3月は、正しくは「閏2月」であった。“寒さ”も当然であったと言える。「旧暦」の権威である小林弦彦氏によると、
“今年の春は、4ヶ月と長く、訪れは早いが、寒暖を繰り返し、ダラダラとした春”と予想されていた(繊研新聞・16年元旦号より)。見事である。

● 「旧暦」の教え
問屋連盟の飛川理事長は、さすがに慧眼で、小林弦彦氏の「旧暦」の話に注目され、ファッションを扱う連盟加盟各社にとって大いに参考になるはず、と小林氏の講演会を企画された。年明け早々のことである。
偶々、小生、以前勤務していた企業で、当時クラボウ常務東京支店長であった小林氏と面識もあり、「旧暦」の話を何度か講演会等で聞く機会もあったため、問屋連盟との橋渡しを買って出た次第である。残念乍、小林氏、関西在住と言うこともあり、諸種の事情でこの講演会は実現しなかったが、やはり、3月の気候の変化を見ていると、結果として連盟各社のトップに聞いておいて頂きたかったとの思いが強い。飛川理事長も同じ思いを噛み締めて居られるであろう。
参考までに、今後のこともあるので、前出の繊研新聞から小林氏の記事を拾い出してみると、
・ 夏は、6月18日頃か
らで、「長雨蒸夏」(入梅・梅雨明けがずれて長雨、後半猛暑)の予測。
・ 秋は、9月14日頃か
らで、「穀饉愁秋」(秋空すぐれず、収穫不良)とある。
・ 冬は、12月12日頃
からで、「宵冷煖冬」(寒冷気配薄く、暖冬気味)の由。
 春が「旧暦」通りであったから、今後も当るとは勿論、言い切れるものでもない。しかし、気候情報は、経営判断を下す上でとても重要なポイントであることは間違いないといえる。機会があれば是非、トップの皆さんに聞いて頂きたいものだ。
 最近は、かなりの確率で“天気予報”も当るようにはなった。しかし、長期予報となるとまだまだであろう。というより、自然の摂理には人智の及ばないところが一杯あるということか。

● 全天候型経営
日本のファッション企業は、度重なる経営努力で、以前ほど企業業績に及ぼす天候要因は大きくは無くなったかに見える。確かに、天候・気候を克服出来ない企業は存続出来ない厳しさが続いてきたと言える。冬のコート、夏の水着のような典型的季節商品ですら、天気に左右されないシステムを構築し得た企業のみが勝ち残っているのが現実だ。在庫との戦いをシステム化出来た企業である。
しかし、いくらコンピューターを使った高度のシステムでも、結局は人間の手による入力や、人間の作り出すソフトなしには情報は生まれてこない。人類の誕生と共に先人達が営々と作り上げて来た「旧暦」の教えをもっと活用すべき時でなないか。自然は遥か昔から、粛々と変わることは無いのである。
東京問屋連盟:問屋連盟通信:2004/4/1掲載
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