今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi 今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi 今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi 今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi 今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi

今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
日本繊維新聞(ニッセン)投稿集

14. 2009.07
「世襲を止まるを難ずる・・・『百年に一度』に対処できるか」
 司馬遼太郎氏によれば、明治維新時において板垣退助に勝る戦術家はいなかった。これを最も恐れたのが長州の大村益次郎であり、山形有朋であった。維新戦争最大の功労者は板垣であり、板垣がいなければ薩長軍の野望は潰えたとも言われる。日露戦争時203高地攻略に度々失敗した乃木将軍に替えるに板垣退助の名前が出ることを、時の政府が恐れたという。
 板垣といえば、歴史上自由民権運動のリーダーとして有名だ。彼は、身分制度を否定したはずの維新政府の変質は許せなかった。彼自身、伯爵にされたことに反発、「こんなことでは日本は駄目になる」と、華族に列した850人に世襲廃止の賛否を問うたものの回答わずか37、うち賛成は12人。板垣は、実子に伯爵を継がせず、1人で世襲廃止を実行した。彼の考えは、当時こそ、過激に見えたものの、決して誤りでなかったことはその後の歴史が証明した。
 世襲貴族の政治力では昭和の激動期は乗り切れず、華族制度そのものも崩壊を余儀なくされた。

「百年に一度の危機が命綱」(川柳)
 朝日新聞「平成落首考」(09年前半)による麻生政権の評価・落首である。何のための政権であったのか。外祖父が首相であったから、自分もなりたかっただけに見える。それでも「議員世襲廃止」論が、出たことはそれなりに政権のプラス効果であったか。衆参併せて現議員の半分近くが世襲議員とは、本当の「百年に一度の危機」の足音が国の最高機関に近づいていることに危機を持つ真っ当な議員もいるということか。
 「自民党をぶっ壊す」小泉氏自身、次男を後継にするなど、まさに噴飯ものではあるが、これが企業経営ともなるとどうしてもオーナー自身、息子に後は継がせたいし、また、オーナー家に継がせる方が「社内が丸く収まる」という面も見逃せない。ごたごたせずに済む、という日本人特有の「事勿れ」思想も根強い。
 90年代以降、アパレル業界の名門企業が次々と消滅しているが、そのすべてをオーナー経営のせいにはできないものの、多分に時代に乗り遅れた企業の多くが偶々、オーナーによって経営されていたということは事実の一つとして指摘できよう。
 企業破綻の原因の多くが、経営者自身、金融恐慌を含めた「資金の流れ」の複雑化についていけなかったこともあろうが、案外、こんなことは誰もが知っている事実で、結局、オーナーの優柔不断がその原因の多くを占めている。それは、オーナーが「主力行」を含めて、金融機関の変節を見抜けなかったことに原因があったろう。
←
←
↑
→
↑
copyright IMAJUKU by IMASHUKU