今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
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日本繊維新聞(ニッセン)投稿集

15. 2009.08.10
「価格の呪縛を乗り越えよ リスクなくしてチャンスなし」
 百貨店をはじめ従来型小売企業、有力アパレルメーカーの価格に対する自信の無さはまさに目を覆いたくなるばかり。なぜ、自社ブランドに対する自信を喪失し、また自店に対するプライドを消失してしまったのか。「お客様のために」と十二分に考え抜いた商品ラインではないのか。その“価格”たるやお客様の負託に耐えるものであるはずではないか。
 この数年間というもの売上高が漸減を余儀なくされ、客数・客単価とも前年割れが続くといおうとも、自社が果たすべき社会的ミッションを忘れ去ることは決して許さるべきことではあるまい。アパレルメーカー、百貨店ともに、その社会的存在価値がなくなったと自虐することは、正に時期尚早であろう。
 アパレルメーカーが巷間伝えられる如く、企画・生産・物流機能を自ら放棄し、百貨店もまた自社店舗の売場支配力を放棄するような事態を招来しているとすれば、それこそ自らを貶める行動以外のなにものでもあるまい。「売上高を維持したい」「せめて利益率だけは前年を上回りたい」程度のミッションしか持たない経営者に、果たして日本のファッションビジネスの将来を委ねていいものか。

「努力不足」が時代との乖離を生んだ
 勝間和代氏が、知り合いの経営者から教えられたという「努力不足の四段活用」に注目したい(朝日新聞7/25付『be』より)。内容は、(1)努力不足→(2)責任転嫁→(3)被害者意識の醸成→(4)加害者への転嫁、とつながる道程である。
百貨店にもアパレルメーカーにも今日の事態を招かずに済んだチャンスは、実は無限にあったはずだ。自らのリスクを避けるためにどれだけのチャンスを逃したか。「リスクなくしてチャンスなし」とは、どの経営者にも共通する認識であるはずだ。
 多くのアパレルメーカーを踏み台にしての欧米ラグジュアリー・ブランドの導入、自らのリスクを覚悟せずしてのPB商品開発、このことがアパレルメーカーの経営体質を弱体化させ、結果的にブーメランの如く百貨店自身の存在価値を損ねてきた。責任をアパレルメーカーに転化しては、何事も解決しない。また、アパレルメーカーも自社で取るべきリスクを、多くの下請け業者に押し付けて糊口をしのいだ。このことが時代の要請する「スピード」について行けなくなった原因だ。
お互いの「責任転嫁」が、日本のファッションビジネスの将来を閉ざしてきたのだ。そして、「被害者意識」と「加害者意識」が、
安易に百貨店の在り方を超えてお客様に媚を売る「買い場」へと変貌させていく。
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