今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
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日本繊維新聞(ニッセン)投稿集

16. 2009.09.03
「低価格への決断を急ぐな! 百貨店再生の条件」
 百貨店は、売上の低下に歯止めがかからず明らかに「度を失っている」との表現が当たっているかに思われる。
 小売業は、宿命として常に参入障壁の低さがついて回る。新業態の小売業は低コスト・低価格路線で既存業態の顧客を奪って成長を遂げる。ロードサイドの紳士服チェーンが百貨店の「ドル箱」紳士服売場を圧倒した如く、従来の覇者を打倒するには「低価格」が事業を成功させるカギとなる。新興の小売店、海外からのショップの上陸もレディス層の百貨店離れを惹起している。カギは、感度良く、速く、しかも安価である点で百貨店MDを遥かに凌ぐ。
 先行企業が生き残るには、差異化による高付加価値商品の開発を行い、店舗を改装しサービス面での高質化を目指すことにならざるを得ない。どうしても高コストとなり、高粗利の獲得が条件として付いて回る。百貨店バイヤーの未熟さがプラスされれば、仕入先との取引関係は一段とギクシャクとしたものとなっていく。両者の信頼関係は徐々に薄らいでいき、容易には回復し得ない事態を招いている。アパレルメーカーも自社の利益を守るため、関連企業に更なる「努力」を強制するというマイナス・スパイラルの構図を生んでいるのが実態だ。

“PBブランドは、自らリスクを張れ“
 百貨店価格への風当たりは、確かに厳しいものがある。価格が百貨店不振の原因のすべてであるのか、低価格にすれば本当に消費者は戻ってくるのだろうか。価格低下は、百貨店に対する消費者の信頼を失うことにはならないのか。安易な決断は百貨店業態そのものの社会的存在価値を消失させることに至る暴挙に終わる可能性も否定できまい。
 百貨店が不振を極めるに至ったのは、今に始まったことではない。
と言うことは、小売価格問題がすべてではないのではないかという疑問である。マーケティングの視点から、戦略的思考の第一段階、ものの本質を改めて考えてみることである。百貨店が、他の業態からの攻勢に対抗し得なかった問題点を改めて認識し、これを箇条書きに整理し共通項をまとめてみる。このプロセスを繰り返すことで、百貨店各店が直面する「真因」が浮かび上がってくるはずだ。
 問題点と解決策とを短絡化させてしまっていたのが、従来の百貨店経営の反省点であったといえるだろう。幾度も繰り返される「PBブランド」の開発において、百貨店の持つ「真因」が解決されてこなかったことに、もう気付いて欲しい。
 決断は、PBブランドに自らリスクを持つことだ。安易な慣行に甘えていては、もはや再生できまい。
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