今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
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宿屋四郎兵衛
「パワフルワンポイント」
(2005.5.20〜2007.6.1)

No. 8
人材問題は問屋街の課題だ

明るさ増す“就職事情”
 景気については相変わらずいろんな見方があり、「まだまだ」とおっしゃる方も多い。しかし、今回の総選挙においても「小泉郵政マジック」に乗せられたとはいえ「地方の中小企業の深刻さ」を声高に叫ぶ候補者は少ないようだ。どうもすべての企業が浮上していないわけではないようだ。景気回復感に相当の温度差があり、景気上昇局面にもかかわらず、ついていけない企業も数多い。
 高校生の就職状況を見ても、3年前と比べると格段の変化に気付く。3年前に沸騰していた「フリーター」騒動、どの高校の進路指導も「フリーター」防止策に集中していた。生徒だけでなく、親の意識を変えなくてはと必死でもあった。両親への働きかけのための講演会も数多く開かれた。
 世間ではこの「フリーター」騒動がさらに過熱し、「ニート」なる新語にまで発展する。まだ記憶に新しいところだ。それくらい深刻であったと言える。しかし、高校の就職現場から言うと、「フリーター」対策がメインだったのは03年まで、「ニート」騒ぎでマスコミが取り上げた04年には、はっきり様変わりしていた。少しずつではあるが求人数が増え始めていたのである。
 今年は一段とこの流れが明確になっている。もちろん、高校による格差は相当あるものと思われるが、男子生徒の就職希望者ほとんどが内定に近い状態の高校も確かに出ている。遅れている女子生徒の求人数も決して悪くはない。今年、「フリーター」の話題はほとんど出ない。求人は地元の中堅・中小企業からが増え続けているのである。
 9月中旬に始まる一斉採用試験に向けて、どの高校も例年以上の力の入れようである。

実力つける“高校生事情”
 男子生徒の場合、進学希望者が多いということもあろう。どちらかといえば、高校生の採用ということもあって、いわゆる大手企業の求人数は少ない。ただ、スーパー、コンビニエンス・ストアなどの全国展開をしている小売チェーン店、飲食チェーン店あるいは地場の中堅チェーン店の採用が増えている。パート、アルバイト中心の店舗運営体制が変わるとは思えないが、それでも新卒の採用は増えてきたとの印象である。
 今の高校生は堅実、かつ貪欲である。高校生といえばどうしても新宿・渋谷を連想しがちの向きも多いと思われるが実態は異なる。遥かに現実的であり、勉強熱心である。あるいは、「勉強」という言葉は不適切かもしれない。より実利的との言葉が当てはまる。
 高校で用意される多くの資格・検定試験に積極的に対応している。日商等の簿記検定、電卓検定、情報処理検定、ワープロ検定など、少しでも上の級を取るべく努力してきた姿勢がうかがわれるのだ。これらの資格がどこまで実践で役立つのかは、求人側の現場の判断ではあるが、こういった真面目な現実の“高校生事情”、態度が求人側に高く評価されてきているのではないか、と思われる。

慎重なファッション業界
 高校生の採用現場でファッション企業に出会うことは少ない、というよりほとんどないのが現実だ。小売系のSPA大手企業、郊外型紳士服チェーン等の店頭販売員募集は、もちろん景気に関係なく継続的に行われてはきた。反面、いわゆるアパレル、卸・問屋などの企業名は上がってはこない。
 アパレル、卸企業もその企業形態が「営業」主体から、自社の店頭販売に切り替わってきているせいもある。また、バブル期の大卒中心の採用姿勢が、その後も見直されることもなく続いてきてしまったと言えるかもしれない。それより、まだまだ衣料関連の企業業績が本格的に回復していない、ということも採用手控えの大きな原因でもあろう。
 アパレルの企画力は、明らかにそのレベルが上がってしまい、とても未経験の素人では対応できなくなっていることも事実だ。アパレル各社は、新卒をいっぱしの戦力にまで育てる余裕がない、むしろ新プロジェクトに合わせて経験者のチーム編成をしたほうが効率的である、ことも事実だ。
 戦力的には、高卒、大卒に関わらず、さらに服飾系の専門学校で学んだ人材の必要性が高まっているともいえる。企画から店頭販売まで、どの局面においてもファッション企業のハードルは高い。
昔はとりあえず物流の力仕事の要請もあり、人手としての新卒採用を必要としたものだが、ITの進化や輸送大手の参入で物流業務も今や激変している。余計な人手は不用になってしまった。
問屋街全体としても人の問題は避けては通れない。小売業支援のために何をするべきかの議論も必要だ。若い人を中心に服飾系の小売店を創業したい、輸入代行などの会社を起業したいとの要望も高まっている。これらの声にどう応えていけるか、真剣に考える時がきている。
東京問屋連盟:問屋連盟通信:2005/9/1掲載
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