今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi 今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi 今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi 今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi 今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi

今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
今塾 by 今宿博史 - 営業戦略おもてなしショップ - IMAJUKU by IMASHUKU Hiroshi
宿屋四郎兵衛
「パワフルワンポイント」
(2005.5.20〜2007.6.1)

No. 11
商店街の発展と村上ファンド

景気をどう読むか。
 過日の「経営相談会」でこんな質問をいただいた。「下町の商店街であるが、今までいろんなことをやってきました。地下鉄が下を通るということで期待もしました。しかし、結局よくなるどころか漸減傾向に歯止めは掛からないのです。助成金などの案内をいただくが、もう何に使えばいいのか判らない状況です。努力・苦労が生きてこないのです」とおっしゃる。
 といって、すっかり悲観されているわけでもなく、今後は、毎日この商店街をご利用いただくお客さんの「生活応援団」になりたい、と結ばれた。素晴らしい商店街の方向だと思う。目先、売上げは伸びないかも知れない。しかし、地力・ファンが確実についていくことは間違いないのではないか。
 また、景気に対するご質問も多い。
この「辛口ワンポイント」が始まって以来、景気については、幾度となく話題に取り上げてきたが、「景気をどう読むのか」教えて欲しい、との今回のご質問にも改めてお答えしたい。
誤解を恐れずに結論的に言ってしまえば、過去から一般的にいわれてきた「景気」の解説など、今日ほとんどその価値を失ってきているのだ。周知の通りバブル崩壊後の日本経済は、ようやくここ数年で持ち直してきたとはいうものの、まさに混乱の局にあったのである。最も日本経済に打撃を与えたものは、いうまでもなく「デフレ」の進行であった。
このデフレ下、「景気を読む」上で頼りとする指標の多くが意味を失うことになり、また役に立たなくなってしまった。GDP(国内総生産)を核とした「年度経済成長率の見通し」も各機関のブレが大きく、景気を読む上での一応の参考にしかならなくなっている。
「景気を読む」ヒントは、日々お店に見えるお客様の行動をどう読むか、にしかないのだ。「景気」は、店舗ごとで異なる時代になったというべきだろう。

阪神タイガース優勝
 タイガースの優勝に沸いた商店街のだけではなく、近隣のお祭り協賛で賑わう商店街もたくさんあるはずだ。52週のスケジュールをきっちり組み込み、商店街を利活用されるお客様の生活にすっかり溶け込んでしまっている商店街も数多い。これこそ、商店街活動の原点なのだ。
 目線を「目の前のお客様」に合わせれば、政府が公表する「経済成長率」や「物価の動向」、「個人消費の指標」も、さらには「完全失業率」の数値も活き活きと自店の宣伝コピーに役立つ数値に変わってくるはずだ。
 顧客と同じ喜びを、そして楽しみを分かち合えることが商店街の存続・発展につながっていく。「小売業は利益を上げること」が目標ではない。「企業経営の目的は、利益獲得ではない」のだ。
 阪神タイガースの優勝は、今までの常識には無かった難題をファンに押し付けてきた。自称“熱烈!タイガースファン”村上世彰氏の登場だ。記憶に誤りがなければ、村上氏のデビューは東京スタイル株で、一気に話題をさらった。東スタは同業も羨む超優良企業、貸借対照表には「現・預金」が唸るほどあり、これに村上氏が目を付けた。「この金の使い方教えましょう」、使うのが嫌なら「配当で株主に報いよ」との手法だ。会社は、従業員や顧客のものではなく、「株主のもの」なのだ。
 他人の家に土足で踏み込むようなもの、との批判には大声で「上場している以上覚悟のはず。株は売買するもの」と開き直る。会社の資産を有効活用し、それを株主に還元するのだと論旨は明快だ。
 阪神電鉄には、タイガース株の上場を提案しているという。その是非をここで論じる訳ではない。しかし、バブル以前ならこの手の話は無かったし、あったとしてもそれには、商社や銀行が介在したはずだ。この事実からも時代が大きく変わったことが理解できよう。村上氏だけでも7千億円の金が動かせるという。景気の動向とは無関係に、いまや膨大な“行方定めぬ”資金が蠢く。

商店街の繁栄のために
 村上氏の登場で資本の論理が明確になった。日本経済とは無縁の天空で利益を追う大金が流動する。
その中で、企業経営はどうあるべきか。どんな時代になっても顧客、従業員のために存在することは論をまたない。
 たとえば、商店街が当面力を入れるべきことは、インターネットも有効な宣伝媒体ではあるが、近隣の顧客にとっての最大の関心事「チラシ」に注力することであろう。「チラシ」の活用こそが「商店街活性化」の切り札なのである。
 もちろん、「チラシ」作成の技術も重要であることを否定しない。問題は告知すべき内容なのだ。商店街として顧客に何を訴えていくのかの、趣旨徹底すること。会員には、繰り返し開催されるミーティングに参加してもらい、参加することで「チラシ」の意図を理解してもらうのだ。
 1社の突出効果も集客には効果があろう。そこに2番手、3番手の工夫・努力が加わることで街全体の賑わいにつながっていくのだ。
東京問屋連盟:問屋連盟通信:2005/10/20掲載
←
←
↑
→
↑
copyright IMAJUKU by IMASHUKU